怪我と病気の応急処置 ~隠れた傷の化膿~
外出している猫も、部屋で飼っている猫も、猫同士の喧嘩でうける噛み傷、引っかき傷は化膿してしまう危険が。
猫の爪、口の中には パスツテラ菌という細菌がいます。その菌がとじた傷口の下で皮下組織のの中に大量の膿が溜まってしまいます。
傷を発見した場合は周りの毛を剃り、薄めたオキシフルで泥や砂を洗い流します。
異物がある場合は取り除きましょう。
滅菌のガーゼを押し当て、包帯で巻いて応急処置をしてください。
獣医さんに見てもらえば万全です。
怪我と病気の応急処置 ~目に異物が入ってしまった場合~
目に異物が入ってしまった場合、猫は目を細めうっとうしそうな表情になり、充血、涙が出たりします。
猫自身が目の周りをしきりにこするので、爪があたり目を傷つけてしまう危険性も。
注意したいのは
人間の目薬をささないこと。
水道で洗おうとしないこと。
異物を取り除くのは獣医さんにまかせましょう。
私達が今できる事は、猫が自らの目を傷つけないようにしてあげる事です。
猫の爪を切り、手を包帯で巻いてあげること。
または、エリザベスカラーをつけてあげて下さい。
怪我と病気の応急処置 ~体にペンキがついた!~
近所にもし工事中の住宅がある場合は猫ちゃんの外出は控えましょう。
もし、体に有害な物質(コールタール)を付けて帰ってきてしまった場合、猫ちゃんがすでにそれを取ろうとして、舐めてしまった場合はすぐに病院へ!
中毒状態になる危険があります。
まだ舐めてた様子が無い場合は、
ぬるま湯
↓
シャンプー
↓
石鹸
で洗い流して下さい。
油性の汚れだからといって、ベンジンやシンナー、除光液などは絶対に使わないで下さい。
人間もそうですが、シンナーは体によくないので、猫は狂って暴れてしまいます。絶対に使わないこと。
見た目はあまり良くないですが、毛を剃ってしまうのが良いでしょう。
また、部屋にいる猫ちゃんでも、ゴキブリ取りの粘々したシートをくっつけてしまった場合は、サラダ油で落とすとよく落ちます。
怪我と病気の応急処置 ~急な食欲不振・嘔吐~
猫ちゃんが急に食欲不振・嘔吐をしてしまった場合、毛糸や紐などの異物を飲み込んだ可能性があります。 遊んでいるおもちゃや床に落ちているヒモを飲み込んでしまったのでしょう、、、。
肛門から糸が出ている場合は、猫を押さえて軽く引っ張って下さい。
もし、抵抗を感じたらそれ以上は無理に引っ張らないで、糸は短くてもかまわないので切り、獣医さんに見せてください。
怪我と病気の応急処置 ~ハチに刺されてしまった場合~
ハチに刺されてると、刺された部分が腫れて痛みます。
腫れた部分は保冷剤や氷のうなどで局部を冷やし病院へ連れていきましょう。
ミツバチに刺された場合は、ポイントカードや少し硬めのカードなどで針をこすり落としてから冷やして下さい。
猫ちゃんの中には毒のアレルギー反応で、発熱、嘔吐、ショック状態になることもあります。
歯茎が青白く、呼吸が荒い時は
猫ちゃんを横に寝かせ、舌を引き出し気道を確保し、病院へ連れてってあげて下さい。
ノミアレルギー性皮膚炎とは?
原因
ノミは、血を吸う際に刺激物質を含んだ唾液を出します。
この唾液が皮下に入り込み、アレルギー反応を起こす原因となります。
病状
首から下、腰や尻尾の付け根まで広範囲にわたりかゆみが生じる。
かゆみは猫自身にしか分からないので、猫が過剰にグルーミングをしていたりしたら注意が必要。
噛んだり、爪で引っかいたりするので、脱毛する場合もあります。
フケも多くなります。
人間にも感染するので部屋はいつも清潔に保ちましょう。
治療は兎に角ノミを無くす事。
家のカーペットや畳にも潜んでいるので、徹底的に掃除する事と、ノミ取り薬で治療するか、こまめにブラッシングしてあげて下さい。
ブラッシングはノミ取り効果の他に、血行を良くし、飼い主との大切なコミュニケーションになります。
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尿崩症ってなに?
尿崩症は尿の量を調節するホルモンが不足し欠乏によっておこります。
原因
脳の一部が先天的な異常をもっているか、外傷、腫瘍などにより後天的に異常を起こし発病する場合があります。
うん?先天的や後天的ってあまり耳にしなくて分からない、、、。
という方にご説明いたします。
です。
病状としては、水を沢山飲みすぎてしまい、おしっこが多くなる。
自身のおしっこを飲む事がある。
水が飲めない状態が続くと、落ち着きがなくなり、脱水症状を起こす事があります。
ふだん食べている食事によって飲む水の量は限られますが、1日に300CC近く、あるいはそれ以上飲む場合は異常です。
早めに病院へ連れて行ってください。
この病気に関しては素人療法は禁物です。治療によって病状が改善するまでは、いつでもたっぷり新鮮な水を飲めるようにお水を用意しておく事です。
オス猫には子宮蓄膿症になる心配はりません。笑
メス猫に関しては、子宮内に細菌が入り化膿して膿がたまってしまう病気があります。
この病気の原因は発情期に女性ホルモンが子宮壁を増殖し、交尾後に黄体ホルモンが作用し、子宮内に入り込んでしまう。
子供が欲しくない場合や望まない妊娠で外に出すとこういったリスクもある。
発情期はなるべく外に出さない方が良い場合があります。
うちの子もしかしたら子宮蓄膿症?
病状は赤っぽいオリモノから黄白のオリモノが出ていて、過剰にお尻を舐めたりしている。
また、元気がなくなり食欲も減り、発熱した場合はお医者さんに見てもらいましょう。
猫ちゃん、わんちゃんを動物病院に連れて行く時、どうやって連れっていってますか。
大半の方がキャリーに入れて連れてっていると思います。
でも、どうしても病院嫌いな子にとって
キャリーケースを見ただけで逃げ出す子も少なくないと思います。
「キャリーケース=病院に連れてかれる」
キャリーケースに入らないと、抱えて連れていかなくてはなりません、、、。
しかし、それはあまりにも危険。
脱走してしまうケースがあるからです。
私が飼っている子も病院が大嫌い!キャリーを見ては全力で逃げ出し、
大暴れ。笑
その上この世の終わりかのように泣き叫ぶのです。毎回病院行く時は一苦労です。
そんな病院嫌いな猫ちゃんは一度大きめの洗濯ネットで捕獲し、キャリーに入れると、スムーズにキャリーに入ってしまいます。
または、バスタオルで覆い(目隠し状態)キャリーにバスタオルごと入れるのも効果的です。
この時のキャリーケースですが、通気性が良いキャリーを選ぶのがいいでしょう!
緊張したり、怖い思いをすると、猫でも手汗をかきます。
湿気を外ににがさないと、キャリーにカビがはえやすくなるのです。
このような【コンパクトキャリー レポ】←通気性も良く、折りたたみができて収納にも便利なキャリーが好ましいですね。
掃除もしやすく、場所もとらないのでとっても便利です。
また、側面にウォーターノズルを取り付けることで、キャリーの内側からお水を飲むことも出来ます。
いろんなお色があるので、お好みの色を選んでみてはいかがですか。
ペットと暮らせるお部屋探し!