~楽しい猫との暮らしへ~
生後約1年で成猫になります。
子猫にとっての1年は、人間に例えると赤ちゃん~20才までの成長期。日に日に大きくなるのが目で見て楽しめます。
しかしこの大事な成長期は健康を左右するので、食事には気をつけたいところですね。
さて、子猫といっても生まれたばかりの赤ちゃんなのか?
それとももう16歳くらいの高校生なのか?
子猫の幅が広いです。
子猫の中でも、もっと詳しく分けて見てみましょう!
●生後3週目(授乳期) 食事の回数5~6回(4時間~5時間おき)
通常ならば、この時期は母猫のおっぱいを飲みますが、(おっぱいには免疫体を含むため子猫には必要不可欠です。)
母親が死んでしまった場合など授乳がどうしても必要な場合の、ご飯の与え方を紹介いたします。
子猫用のミルクを15cc程度を人肌に暖め、猫用の哺乳瓶に入れて(スポイトでも可)、子猫に与えて下さい。
注意・人間用のミルクは下痢になってしまおうので与えないで下さいね。
●生後3~6週目(離乳期) 食事の回数4回
まだ、哺乳瓶からミルクを欲しがる子猫もいますが、自分からお皿を舐めに来る子もいます。
離乳期の猫に、子猫用のやわからい食事を与えることができます。
猫用の缶詰をミルクで和らげて与える事も出来ますが、米や野菜の入ったものは避けて下さい。
また、やわらかい食べ物は歯にくっつきやすく、歯石の原因となりますので、食事が終わったら歯の様子をチェックするのも良いですね。
●生後2ヶ月~6ヶ月 食事の回数4~3回
生後2ヶ月くらいになると大人の猫と同じように食事をするようになります。
育ち盛りなので成猫より高カロリー食を与えるとよいでしょう。
この時期に食べたものを猫ちゃんは好物になる事があるみたいですよ。この好物を1つでも身につけておくと良いです。
ここで大切な事はけしてむやみに人間の食べ物を与えてはいけない。という事です。
成猫は何でも食べてしまいますし、塩辛い食べ物が大好き!その味を覚えさせてしまうと、そればっかり食べてしまい。
肝臓を悪くしてしまうので注意して下さい。
ドライフード
では、ドライフードの方が、歯石にもなりにくいのでオススメです。
また、白身魚(必ず加熱し骨を取る事)は消化吸収によいので、ドライフードに混ぜたり、手作りのご飯を作ってあげるのも良いですね。
皆様のお手製手作りメニューの書き込みは>>こちら
生後半年くらいまでに食事の嗜好や習慣が決まってしまうので、
規則正しい生活を送っていれば、老猫になっても問題ありません。
猫は偏食の傾向が強く、わがままな面があります。
好きな物ばかりを食べていると、病気の処方食のように食事内容を変えざるおえない場合食事を受け付けないなど、追々大変になってしまいます。
より栄養のあるご飯、最近では老猫専用の餌なんかもあったりします。
老猫ちゃんでも健康な子もいれば、肝臓が悪かったり、腎臓が弱かったり。
獣医さんにアドバイスをもらって食事をあたえるのが適切です。
また、やわらかい食べ物は歯石の原因になります。
歯が健康であるうちはできるだけドライフードの方が歯磨き効果があるので良いです。
やわらかい食べ物しか食べない場合は食事の後に歯の様子を見てあげる事と、こまめに歯石を除去するのが大切です。
歯石除去グッツ
老猫ちゃんは食が細くなってしまいがちですが、どうしても食べなくなってしまうと、体力もなくなり、毛はガサガサになり餓死してしまう恐れもあります、早めに病院へ行く事がなによりですが、
生後2ヶ月~6ヶ月のあいだに好物を身につけた猫ちゃんはその好物だけでも食べてくれます。
また、わがままで好き嫌いしている猫ちゃんにも好物で釣り、普通のご飯を徐々に好物に足し食べさせる事もできます。
好物があるのと無いのではその後重要になってきますので、1つでも好物を把握しておくのは大切です。